
4月25日20時53分配信 読売新聞
メキシコや米国で豚インフルエンザが人から人に感染したことを受け、政府は25日、内閣府で課長級の関係省庁対策会議幹事会を開き、対応を協議した。
外務省は同日、メキシコへの渡航の是非の検討を呼びかける「渡航情報」を出した。
幹事会では、国内への流入を防ぐ「水際対策」の強化を確認、両国への渡航者にはマスクの着用や手洗いの奨励などの注意喚起を行い、両国からの帰国者には健康状態に異常がないかどうか呼びかけることを徹底することとした。26日午前には全省庁の局長級協議を開き、同日午後には閣僚級会合も開催する方向だ。
世界保健機関(WHO)が今回の事案を人から人への新型インフルエンザの感染と判断すれば、政府はただちに麻生首相を本部長とする対策本部を設置する。明確に新型と判断されない場合も、関係閣僚会議で対応を話し合い、国民の不安の解消に努める方針だ。
一方、外務省は25日、省内に領事局長をトップとする連絡室を設置し、24時間体制で情報収集を始めた。
最終更新:4月25日20時53分
0 件のコメント:
コメントを投稿