2009年4月29日水曜日

「検察」異例の人事で“小沢包囲網”

「検察」異例の人事で“小沢包囲網”
2009年4月28日(火)10時0分配信 日刊ゲンダイ
●初公判の入念準備か
 小沢に対する検察の執念の表れか――。
 サッパリ報道されなくなった西松建設違法献金事件。案の定、事件は小沢の公設秘書逮捕で終わりみたいだが、そんな中、司法担当記者らの間で「小沢包囲網の布陣では」と密かにささやかれている人事があった。 4月21日付の官報に載った法務省人事。その中で、小沢の地元・盛岡地検の3人の検事がそろって東京地検に異動していたのだ。東京地検は、地方の検察庁から選りすぐりの優秀な検事が集められる花形部署。同じ検察庁から3人も“栄転”するとはよっぽどのコトだ。「異動したのは盛岡地検ナンバー3や、一関支部長などです。盛岡地検では1月、検事正だった谷川恒太氏が東京地検の次席検事に就いたばかり。裁判員制度に精通していた谷川氏はともかく、一度に3人も異動したので、『盛岡って、手柄をあげるような大事件があったのか?』とウワサになりました」(司法記者) だが、この人事が注目を集めた理由は他にある。「ズバリ西松事件です。谷川氏は今回の事件を指揮しており、公設秘書逮捕後に『政治資金規正法の趣旨に照らして、看過できない重大悪質な事案と判断した』とのコメントを発表した人物。岩手県内の建設談合の詳細が新聞に報道された裏には、谷川氏の存在があったと言われています。異動した検事がいた一関市は中選挙区時代の岩手2区で、小沢氏が最も活躍した地盤。今回の人事異動は、谷川次席検事をはじめ、検察が西松事件の公判を有利に進めるためとみられているのです」(前出の司法記者) 小沢の秘書逮捕については「おかしい」という声が根強い。公判の冒頭陳述では、小沢がいかにワルか詳細に語られるとみられている。異例人事は、その布石なのか、何が飛び出るのか。(日刊ゲンダイ2009年4月25日掲載)
小沢代表と検察の戦いはまだこれからなのか、国民の目に触れない水面下で密かに進んでいるのか、マスコミも静かになっている最近の状況ですが。

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