救急車やかましい」…消防署に407回の無言電話2009年4月6日(月)17時0分配信 夕刊フジ 昨年8月から12月にかけて407回にわたって福岡市消防局に無言電話をしたとして福岡県警中央署は6日までに、偽計業務妨害の疑いで福岡市の無職男性(37)を逮捕した。消防局は「市民の最後の命綱である119番が通じなくなる事態があってはならず、刑事告発した」とカンカン。逮捕した中央署を直撃した。 -無言電話? 「携帯電話からかけてましたのでプッシュ音のピッピッピッピッっていう音のみでした」 -声は? 「一切ありませんでしたね。最初にかかってきたのは2年前の4月ごろで、そのときは『救急車のサイレンの音がやかましい』という苦情だったそうですが、(その後)無言電話になったようです」 -徐々にエスカレート? 「携帯電話も最初は1本だったのが2本持つようになったようで、1日に多いときで77回。悪質性が目立ってきたので消防も本人と面談し『やめなさい』と指導したようですが、それでも止まなくて警察に相談してきました。警察でも昨年11月に本人と面談し警告して『もうしません』と確約はとっていたんですけどね」 -どんな男 「アパートに一人住まい。近所とのトラブルはいまのところないようです。(電話の相手は)あくまで消防署に向いていたようです」 -あまり聞かない話ですね 「無言電話でこれだけしつこくというのはちょっと珍しいんじゃないかと思いますけど」
個人的には、都会で暮らしていると確かに救急車や消防自動車のサイレンの音は耳ざわりではある。日常的に当然のことと受け止めているが、在宅の幼児や病人には苦痛であろう。市民として生活をするには多少の我慢はやむを得ないが、市民生活に大きな影響が及ばないように工夫を加えていくのも行政のつとめである。いままで慣習になっていることも、柔軟に検討する必要がある。
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