2009年4月3日金曜日

生活用品などの下取りセールが好評



生活用品などの下取りセールが好評
下取りで買い物を呼び込む商法が人気である。イトーヨーカ堂で昨年末に始まった衣料品や住居関連品の「現金下取りセール」が活況だ。衣料品や生活関連用品を三千円購入するごとに、不要になった商品一つを五百円で買い取る。下取り対象は鍋やフライパンやワイシャツなどで、三日まで全国の約百七十店で実施する。持ち込まれた品数は累計で百六十万を超えた。不況の影響で、各スーパーの衣料品や住居関連品の売り上げが軒並み前年を下回る」なか、下取りの期間中だけは売り上げが2-3割アップしたという。
食品などをインターネットで販売するオイシックス(東京・品川)が取り扱う「キノコの軸」が人気だ。今まで捨てられたシイタケやマッシュルームの「石づき」と呼ばれる柄の部分を一パック(70-100グラム入り)100円台で売り出したが、発売から7週間で2万2千パック売れたという。「石づきはうまみが凝縮しており、スープ、カレーなど料理に使う」のが理由らしい。首都圏中心の美容室「イレブンカット」は白髪染めなど自前のヘアーカラー剤を持参すれば料金が半分程度になる。料金は3,675円と格安。利用者は昨年11月から今年1月まで前年比15%増と好調。総務省の家計調査では消費支出は2月まで12カ月連続で前年実績を下回った。必要なもの以外やサービスをそぎ落とす「捨てる」のは「もったいない」消費が徹底してきたのか。
下取りサービス
(洋服の青山)スーツ・礼服1着につき15,750円の割引券 一着31,500円以上のスーツ・礼服購入時に使える。
(無印料品)ナイロン製のポンチョや塩化ビニール製のノートカバーなどを1本100円のボールペンと交換
(ジャスコ)スーツやコートなど1着に500円の割引券。1000円以上の紳士ビジネス衣料購入に使える。5日まで(2009.4.1-日経新聞による。)

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