2009年3月30日月曜日

株売買で辞任,平田前副大臣「6億円」の使い道


“株売買で辞任”平田前副大臣「6億円」の使い道
 株売買で辞任に追い込まれた自民党衆院議員(比例東海)の平田耕一前財務副大臣(60)。在任中の売買自粛を定めた「大臣規範」そっちのけで大量に売りまくり、6億円ものカネを得ていた。平田は「個人名義を会社名義に変えただけ」なんてワケの分からない釈明をしていたが、一体、何のために大金が必要だったのか。 平田が売ったのは、父親が創業し、自身も88~95年に社長を務めたジャスダック上場の石膏(せっこう)ボード会社「チヨダウーテ」(四日市市)の112万株。相手は同じ市内の石油製品販売会社「ゼロシステム」で、筆頭株主は平田自身だ。「平田議員は今月2日、チヨダ株をゼロ社に1株550円で市場外取引しました。直近の市場取引値は290円。市場で売るよりも3億円近く儲かったことになります」(永田町関係者) こんなデタラメな売買自体、大いに問題で、専門家からは「市場ルール無視」の批判が出ている。平田は地元では知られた資産家だが、売却益にかかる税金もバカにできない。なぜ、この時期に慌てて売る必要があったのか。「地元では『選挙資金』が必要だったのではないか、とみられています。平田議員は同じ選挙区の民主党・岡田副代表に過去3回、一度も勝ったことがありません。比例名簿の上位に“優遇”されて救われてきた。05年の前回も、片山さつき議員や佐藤ゆかり議員などに続く単独4位。地元では『億単位のカネで順位を買ったのでは』なんてウワサが飛び交っていたものです」(四日市市議会議員) 自民党の比例東海ブロックの名簿順位に注目だ。(日刊ゲンダイ2009年3月27日掲載)
個人的な意見
総選挙が近いとなると選挙資金のねん出に政治屋さんは狂奔するが、一昔以前には一部の建設関係の株式が乱舞したが、今はどうなのだろうか。報道のように市場外取引などによる売買に依存しているのだろうか。それにしても日本もアメリカも選挙資金がかかり過ぎる。

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