2009年3月3日火曜日

感染から身を守る方法

感染から身を守る方法

2009年3月3日(火)10時0分配信 日刊ゲンダイ
 愛知県豊橋市のウズラ飼育農場で鳥インフルエンザが確認された。ウイルスは弱毒性で、今のところウズラ2羽の感染にとどまるが、鳥インフルエンザの恐怖が再び忍び寄っている。 WHOによると世界中の鳥インフルエンザ感染者数は、08年末までに383件で241人が死亡している。感染から身を守るにはどうすればいいか。 外務省の「海外渡航者のためのQ&A」が参考になる。「鶏肉や卵を食べても大丈夫ですか?」の回答はこうだ。「十分に加熱調理(中心温度が70度以上で、肉汁は透明、肉はピンク色の部分がないように)されていれば、食べ物を通じて感染することはありません」 ということは、空揚げやフライドチキン、しっかり焼いた焼き鳥はセーフだが、生卵や半熟卵、鳥わさ、生焼けのフォアグラは危険ゾーンということになる。「発生が確認された国・地域では家禽類や野鳥との接触を避ける」ともあるので、日本で発生が確認された以上、むやみやたらに鳥類に触れないほうが無難だ。 厚労省の対策情報には、予防対策として「外出後の手洗い、マスクの着用」のほか「十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養をとることも大切」とある。働き過ぎはダメということだ。忙し過ぎるサラリーマンは、真っ先に感染する恐れがある。気をつけるべし。(日刊ゲンダイ2009年2月28日掲載)
以下は個人的意見― 厳寒期をようやく過ぎて3月になったが、今、北海道ではインフルエンザが流行して学校では学級閉鎖が続出している。“さっぽろ雪まつり”が終了すると毎年のように感冒が流行する。世界中から多くの人々が集まるので、遠方からウイルスが飛来するのかもしれない。この期間札幌の市民はあまり外出をしないのだが。今冬はAソ連型が主流で感冒のうち60%を占めるらしい。とにかく通常型のインフルエンザは仕方ないとしても鳥インフルエンザの変異から発生するといわれる新型インフルエンザの発生だけは阻止してほしい。

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