2009年3月2日月曜日

中国経済に回復の兆候か

米国の景気は年明け以降も依然として悪化しており、最悪期もこれからと見る。
金融危機のきっかけと言われる住宅需要の落ち込みが止まらず米国景気の回復は望み薄だ。
住宅着工、販売など過去最低の水準である。GDP(実質成長率)は2008年10-12月期のマイナス6.2%に続いて今後も1-6月期マイナス6%。4-6月期マイナス3-4%の予想である。
世界的に見るとマイナス成長の日本、英国、ユーロ圏以外では、インドの2008年10-12月期がプラス5.3%であるが前期比(7-9月期)7.6%を下回った。輸出、生産共に減少した。
 中国は2008年10-12月期プラス6.8%である。しかし経済の回復の兆しがあり、全国の発電量が2月中旬に前年同期比15%増加、新規銀行融資が前年同期比2倍の約23兆円に増加しているとの温家宝首相の発言もあり、2008年10-12月期に底打ちしたとの見方がある。

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