朝鮮中央通信は24日、北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会報道官が実験通信衛星の打ち上げ準備を咸鏡北道で本格的に行っているとの談話を発表したと伝えた。具体的な発射時期は不明だ。 北朝鮮は長距離弾道ミサイル、テポドン2号の発射準備の動きを見せ、16日に朝鮮中央通信を通じ、「わが国で何が打ち上がるかはいずれ分かる」と表明していた。今回の談話では、咸鏡北道花台郡にある衛星発射場で実験通信衛星「光明星2号」を運搬ロケット「銀河2号」で打ち上げる準備をしているという。 一方、韓国政府関係者は24日、花台郡舞水端里の発射施設で長距離弾道ミサイルとみられる物体は発射台に設置されていないと語った。 24日の米ワシントンでの日米首脳会談に続き、25日には韓国の李明博大統領が就任1年を迎える。そうした時期に発射準備の表明をすることで日米韓の3カ国を揺さぶる意図があるとも指摘されている。
2009年2月24日(火)17時0分配信 産経新聞
クリントン米国務大臣が来日前にもテポドン発射の兆候を見せ恫喝の姿勢をとったが、引き続き人口衛星発射準備とも受け取れる紛らわしい偽装をしている。言い訳を常に用意している巧妙な行動だ。とにかく金正日総書記が軍部を掌握して金正日一族並びに北朝鮮の現体制の延命を図っていることは明らかだ。北朝鮮の巧みな外交手腕で、北朝鮮への送金問題とテロ指定国を解除させ、さらに六カ国協議も拉致問題も進展しない状況だ。20世紀の遺産とも言える世界でも数少なくなった儒教思想に支えられる社会主義国家の体制が崩壊するのはいつの日なのか。いまは金正日の跡目相続をめぐって後継は長男の金正男か二男の金正哲なのか、三男の金正雲なのか西側の報道がその行方を憶測しているのが現状だ。
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