2009年2月19日木曜日

生キャラメル、ホエー豚……。


生キャラメル、ホエー豚……。それを聞いただけで田中義剛の「花畑牧場」とわかるほど各局が繰り返し、田中と花畑牧場を取り上げている。

 13日も19時54分から「ドリーム・プレス社」(TBS)が「牛1頭から年商60億円」というテーマで放送。森三中が北海道の牧場まで出かけ、1泊2日の極寒研修を受けるという内容で、森三中の3人は生キャラメル工場で作り方を教わり、ホエー豚の飼育に精を出した。田中の商売に一役買ったわけだ。

 田中は万々歳だ。なにせ、番組がタダで「花畑牧場」の宣伝をしてくれたのだから。だが、TBSは私企業の商品を1時間も“宣伝”する映像を流し続けることに疑問を感じないのだろうか。それとスポンサーは延々と他人の商売を宣伝していることを不快に思わないのだろうか。

 1度や2度、どこかが短時間だけ取り上げるなら納得だが、これでは公共の電波が“私物化”されているも同然。芸能評論家の肥留間正明氏がこういう。

「ゴールデンタイムに1時間も田中の商売のための番組を作るなんて呆れてモノがいえません。この番組の作り方は局内の倫理規定などに引っかからないのか。それにしても、よくこんな企画が通るものです。テレビがダメになるわけですよ」

 TBSも他局も猛省すべし。

(日刊ゲンダイ2009年2月14日掲載)
さっぽろ雪まつりの開催前に大通5丁目付近を歩いて製作中の雪像を撮影した。ところがこの寒空になんと行列をしてなにかを買い求めているのだ。それはあの生キャラメルの販売なのだ。時間を区切り販売をしているのだ。生キャラメルは別に珍しくもないが、札幌駅に隣接する大丸デパートの1階入り口でも同じように販売していた。
大変に巧みな販売といえようか。先のテレビの“宣伝”との相乗作用?でよく売れるんでは!「花畑牧場」の記事を読んでの私の率直な感想です。


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