2009年5月3日日曜日

新型インフルエンザの流行で、うがい薬、マスクの需要が急増

新型インフルエンザの世界的な感染拡大でマスクやうがい薬などの需要が増加している。
例年はこの時期、風邪や花粉症の流行が一段落して需要も減少する。しかし、今年は豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの流行を懸念して品薄になってきている。
製薬会社などは増産を決めたという。
明治製菓の製造・販売するうがい薬「イソジン」は4月の出荷量が昨年4月の10倍を超えたという。「イソジン」の有効成分を含むマスクも販売が拡大し、両製品を増産する。
 ユニ・チャームも生産を委託する協力工場で生産ラインを稼働させ、フル生産体制に入りウイルスを防ぐ三層構造の「超立体マスク」を増産する。
 大正製薬も「パブロンマスク」が4月は昨年4―9月の約2倍の出荷である。そのほかサラヤ(大阪市)も、うがい薬、手洗い消毒洗剤を緊急増産する。
店頭ではマスクが品薄状態で、スギ薬局ではマスクの売り上げが例年の5,6倍に急増しているという。
 (日経新聞、日本産業新聞などによる。)

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